自分事の巻
8年前、自宅でのんびりしているところ起きた東日本大震災。
弟とリビングの机の下に潜って、テレビをつけた時の岩手・宮城・福島の状況に愕然とした記憶があります。
流される人や家や車。
次々に増えていく死傷者の数。
本当に胸が痛くて、状況を飲み込むのに時間がかかりました。
その年の夏、ボランティアで行っていた小学校の先生から、岩手県の陸前高田市・宮城県の南三陸町に復興支援ボランティアに誘っていただき、それから3年間毎年ボランティアに行きました。
初めての見る東北は、戦争の後のように何もなく、電信柱が波のように曲がっており、学校は黒く焼け焦げ、船が道路にあったり、電車が脱線して倒れていたり、ここに住んでいた人がいたとは思えない光景でした。
けれど、墓地のガレキ撤去をする中で、家族のアルバムや、食器、洋服が次から次へと出てきて、ここに幸せな家庭があったんだと涙があふれてきました。
思いもしなかった津波だったと思います。
3月1日現在、死者1万5897人、不明2533人。
避難者数約5万2千人。
今できること、現地でできること、これからのこと、前を向いて考え行動することが私にできることです。
私はこのユニセフの「ハッピーバースディ3.11」が希望があって好きです。
決して他人事ではない自然災害。
日本で起こること、世界で起きていること全てが自分事。