おいしいスーダンの食べ物の巻
スーダンに来る前は、主食は豆ばかりだろうと思っていました。
なので日本食が恋しくてたまらなくなるだろうと思っていたのですが、
いざ暮らしてみるとそんなに日本食が恋しくなっていません。
それもこれも、意外とおいしいものがあるからだと思います。
驚いたのは、パン。
パン屋さんがあちらこちらにたくさんあり、朝はいい匂い。
1つ1SDG(3円)で買えます。
これに、お好みで豆コロッケ(ターミーヤ)やゆで卵、塩チーズ、サラダをはさんで食べます。
とっても美味!
わたしはターミーヤが大好きなので、これがあると目がハートになります。
市場に行くと、野菜や精肉がたくさん売っており、スパイスなどもたくさん売っています。
ただ、灼熱の国スーダン。
野菜や精肉が痛んだり、腐っていることもしばしば。
ちゃんと自分の目で一つ一つ見て買わないと、
状態の悪いものが入っているので、値段交渉と同様、勝負です。
ナイル川で獲れるこの淡水魚は、フライにして食べます。少しお高めですがとってもおいしいです。
スーダンの伝統料理は、フール(パン・豆・玉ねぎ・唐辛子を混ぜたもの)、グラーサ(クレープ生地にボロネーゼソースをかけたようなもの)、キスラ(小麦粉を発酵させてクレープ生地にしたもの)、ハルーフ(ヨーグルト・パン・砂糖を混ぜたもの)などがあります。
これは、グラーサ。
これは、混ぜる用のサラダ。
スーダンの野菜は、トマト・じゃがいも・なす・玉ねぎ・きゅうり・ルッコラがほとんど。
ルッコラが好きな私にとって、お手ごろな値段で手に入るので、
ありがたや。
そして、それらをとにかく混ぜる。
素手でこねてこねて…
まだ少し慣れないですが、手はきれいなのだと信じています。
日本とは違い基本シェアするので、
食べる時間になるとみんなに声をかけて一緒に食べます。
日本の家庭では少なくなっている光景。
みんなでおしゃべりしながら食事をして、とてもにぎやかです。
活動先では同僚達と一緒に朝食を食べているので、スーダン料理を食べる機会はその時くらいしかありませんが、
町にはシリア料理もたくさんあり、
スーパーにはパスタやお米など海外製品も数多く売っているので、
家ではそちらを食べてしまいます。
果物はバナナ・オレンジ・グレープフルーツ・スイカ・メロン・レモン・デーツ・グアバ・パイナップルなどがあります。
スーダンでは果物は少し高く、バナナ1㎏20SDG(60円)、グレープフルーツ1個15SDG(45円)で、
スーダンの人といる時に食べたことがありません。
ドル高が進むスーダン。
スーダンの人達の暮らしはきついものだと思います。。。
スーダンの人はその代わりに、コーヒーや紅茶に砂糖をたくさん入れるのだと言いますが、
それにしては入れすぎかなと…。(コップ一杯にスプーン5杯くらい)
糖尿病の多さが問題になっているスーダン。
栄養の面からもアプローチしていきたいです。
* 大好きなフレッシュフルーツジュース(砂糖ぬき!) inワドメダニ