エジプトとアリージュと مع ماركو

~青年海外協力隊としてアフリカ エジプトで活動中~

I’m not コロナ。

あけましておめでとうございます! というのには遅すぎました。 あっという間に、いや、やっと半年が経ちました。 エジプト生活、もう十分かなってほど楽しみました。 そんな中、最近流行しているコロナウイルス。 中国各地で猛威を振るい、日本にも感染者が…

学校保健隊員の巻

エジプト生活4ヶ月。 まだ4ヶ月、もう4ヶ月。感覚としてはまだ4ヶ月しか経っていないの…という感じです。 今回は自分の活動について軽く紹介。 プロジェクトの関係で身体測定もしています 私の配属先は、社会連帯省イスマイリア支局子ども家族部というと…

エジプト生活2カ月の巻

赴任から約1か月が経ちました。 エジプトに来てからは約2カ月。 任地イスマイリアに来て思うことは、意外と発展していること、エジプト人いい人が多い!ということです。 ①任地イスマイリアは意外と発展している 来る前までは、地図でも見る限り、小さな街…

エジプト生活3週間の巻

エジプトに着いてから、3週間が経ちました。 スーダンから退避になり、約4ヵ月の退避生活を経て、エジプトに任国変更になりました。 30時間のエジプト方言の語学訓練も終わり、住居も決まっていよいよ赴任です。 まさかエジプトに住んで活動するとは思って…

スーダンの観光地は君に決めた!の巻

あまり観光と言う観光名所がないスーダンですが、その中でもスーダン隊員がここは!と言って行きたい場所があります。 それが「ポートスーダン」。 海にほとんど面していないスーダンの、唯一、海のある地域です。 紅海に面していて、他国との貿易のほとんど…

イスラム教とはなんぞや?の巻

イスラム教と聞いて、どんなイメージを持ちますか? 怖い、危険、テロ、頭に巻物をしている…などなど、でしょうか。 このイメージは、私がスーダンへ行く前までそうでした。 スーダンへの派遣が決まった時も、「大丈夫かなぁ…」「外歩けるのかなぁ…」と他の…

祈ることしかできない。の巻

6月3日に、スーダンでとても悲しいことが起こりました。 軍による民間人の虐殺です。 12月中旬から続いているデモですが、4月に独裁政権を握っていた元大統領のバシール氏が軍のクーデターにより解任されてからも、民間人が政権に加われるように抗議し続けて…

ラクダのいる生活は楽だ。の巻

砂漠で灼熱の国スーダン。 そんなスーダンにはどんな動物が住んでいるのでしょうか。 それは、、ラクダです。 スーダンで家畜されているラクダ スーダンは、北アフリカに位置していますが、長い歴史の中でイスラム教になっていき、アフリカなのに中東っぽさ…

同じ人間だもの。の巻

令和元年になりました。 平成に生まれ、平成を生きてきました。 自由が利かない子ども時代は本当に長く感じ、今でも何歳の時は…と、感じていたこと、情景を思い出すことができます。 早く大人になって自由が欲しいと思い働き始めると、「平成なの!?」と驚…

スーダンから緊急一時帰国の巻

去年の12月半ばから続いていたデモの影響で、外務省が出しているスーダンの危険度レベルが上がってしまい、緊急一時帰国することになりました。 4月6日に起きた大きなデモで再び増えてしまった死傷者の数。 11日、約30年間政権を握っていてきた大統領の辞任…

青年海外協力隊に応募した理由の巻

①途上国に住んでみたかった ②自分の将来に不安を感じた 私が協力隊になろうと決めた理由は大きくこの2つである。 ①途上国に住んでみたかった 海外旅行を何度かする中で、この国の人達ともっとコミュニケーションができたら楽しいだろうな、どんな感性や考え…

スーダンスタイルお葬式の巻

活動をしていると、ふいにお葬式に参加することがよくあります。 職場の人の誰か親戚が亡くなると、同僚みんなでかけつけ、お悔やみをするそうで、 帰ろうと思い、いつも通り職員送迎バスに乗っていると、知らないところに連れて行かれ、「お葬式だよ。」と…

自分事の巻

8年前、自宅でのんびりしているところ起きた東日本大震災。 弟とリビングの机の下に潜って、テレビをつけた時の岩手・宮城・福島の状況に愕然とした記憶があります。 流される人や家や車。 次々に増えていく死傷者の数。 本当に胸が痛くて、状況を飲み込む…

欲が出る国「日本」の巻

現在、日本に一時帰国をしています。 帰国するつもりは全くなかったので、いつ何が起きるか分からないのが人生なんだなぁと思います。 日本へ到着する飛行機の中で、日本の街並みを約7か月ぶりに見て、舗装された道路、整えられた畑、瓦屋根、その全部が新鮮…

出産祝いの巻

日本の出産祝いはどんなものであったでしょうか。 スーダンでは、こどもが生まれて1週間が経つと出産祝いが親戚家族総揚げで自宅にて行われます。 同僚姉妹の娘が出産したということで、その方の自宅へ訪問。 家の庭で遊ぶ子供たちと、ご馳走の羊 男性女性で…

2018年まとめの巻

今年の一年を振り返ると、環境の変化が大きくあった年でした。 3月まで、養護教諭として働き、4月から二本松で訓練生として訓練し、7月にスーダンに派遣され、8月に任地のワドメダニへ。 思えば、正直なところ任地へ来るまで目まぐるしく時が過ぎていきまし…

スーダンで迎えるクリスマスの巻

初めての海外で迎えるクリスマス。 けれど、とくにクリスマスを感じる要素はここスーダンにはありません。 まず寒さを感じない、そしてイスラム教であるから。 少し前、南スーダンの人達が生活しているという地域に行きましたが、 伝統衣装のトーブをまとっ…

スーダンの学校事情の巻

スーダンの学校は、日本の小・中学校にあたる8年間の「初等学校」と、日本の高校にあたる3年間の「中等学校」があります。 初等学校までは義務教育だけれど、中等学校は任意です。 成績の良い子やお金に余裕があるこどもしか行くことができません。 初等学校…

おいしいスーダンの食べ物の巻

スーダンに来る前は、主食は豆ばかりだろうと思っていました。 なので日本食が恋しくてたまらなくなるだろうと思っていたのですが、 いざ暮らしてみるとそんなに日本食が恋しくなっていません。 それもこれも、意外とおいしいものがあるからだと思います。 …

スーダンの交通事情の巻

スーダンでの移動手段は、車、タクシー、バス、ミニバス、リキシャ(三輪バイク)が大半です。 中には、ロバや馬を走らせる人もいます。首都ハルツームでは、馬は見なかったけれど、任地ワドメダニにはたくさんいます。 ロバはこどもだけで乗っていることも…

スーダンにもサッカーリーグがあるよ!の巻

つい先日、同期に誘われて任地ワドメダニのサッカースタジアムにサッカー観戦をしに行きました。 スーダンにもサッカーリーグがあることに驚きで、すごくワクワク。 入場料は10スーダンポンド(30円)ととても安い。 入場口を間違えてしまったら、グラウンド…

イード(犠牲祭)で体験したことの巻

スーダンに来て初めての宗教的行事を迎えました。 それが、「イード(犠牲祭)」。 アッラー(イスラム教の神様)に捧げる生贄として、羊・牛・ヤギ・ラクダなどの家畜から年齢や重さの基準を超えたものを捧げるのだそう。 ほとんどの家庭で、羊を生贄にしま…

ホームステイの巻

スーダン家庭でのホームステイの事。 私がお世話になったのは、ハルツーム中心部から南西に行ったところのご家庭。 迎えてくれたのは、いかにも優しそうなファーティマという女性。 同い年ということが分かって、とても親近感が湧いた! ひとつひとつ丁寧に…

ヌバレスリング観戦の巻

スーダンの伝統スポーツと言えば、「ヌバレスリング」! ということで、ハルツームにいる間、先輩に連れて行っていただきました。 首都のハルツーム・バハリに会場はあります。 16時半くらいから始まる会場に16時に行くと、席一杯に人が。 スーダン人は男性…

スーダンおすすめのお店①の巻

スーダンに来てから一ヶ月間は、首都のハルツームをうろうろとしておりました。 その中でわたしの今のところ一押しのお店をご紹介。 その名も、「DABANGA」! ハルツーム2地区にあります。 素敵なお土産屋さんがあるよと聞いていたけれど、場所は知らず。 あ…

学校見学その壱の巻

活動開始から2週間が経って、ようやく一つ目の学校へ行くことができました! それはもう、こども達に会えるのがワクワクで。 3月に仕事を休んでからずっとこどもに触れる機会がなくて、こども達に会いたかったのです。 やっとこの日が来ました! いつもより…

任地に来て約一週間の巻

任地のワドメダニに来て、一週間が経ちました。 青ナイル川沿いにある、薄いピンク色の可愛らしい建物が私の配属先である保健省。 首都のハルツームに比べ緑が多く、鳥や鈴虫の声が聞えてくる。 昼間はいつものように40℃くらいあってとても暑いけれど、湿度…

スーダン方言語学訓練中の巻

初めての自分のブログで、初めての投稿。ドキドキ。 はじめまして、アリージュと申します。 青年海外協力隊としてスーダンに派遣されてきました。 職種は学校保健。 自分の働くワドメダニに行くまでの1ヶ月間、首都ハルツームで同期隊員とドミトリーで共同…