スーダンから緊急一時帰国の巻
去年の12月半ばから続いていたデモの影響で、外務省が出しているスーダンの危険度レベルが上がってしまい、緊急一時帰国することになりました。
4月6日に起きた大きなデモで再び増えてしまった死傷者の数。
11日、約30年間政権を握っていてきた大統領の辞任で歓喜の声で賑わった日。
それでも政権が大きく変わらないと分かった新大統領への落胆。
そして12日、新大統領が1日で辞任をし、支持のある大統領に決まりました。
目まぐるしく国が変わっていくスーダンで、「革命」という言葉を身を持って実感しています。
つい先日戻ってきたばかりで、意気込んでいた矢先の帰国となり、心残りでしょうがいないです。
スーダンに来て約9か月。
やっとスーダンの同僚とも心から通じ合えるようになってきて、まだまだ一緒にやりたいことがたくさん、本当にたくさんあります。
家族がスーダンにいない中で、スーダンの人達の存在は家族のようでした。
そして人を自分のことのように想い、
神様を信じ忠実に生きている姿、
いろいろなことに気づかされ、世界平和も夢じゃないと思えました。
これからスーダンが良い方向へ迎えるように、今までの素敵なスーダンを残していけるように、またスーダンへ戻ってみんなと会えるようにと願っています。
こんな良い国に来れて本当に幸せです。