青年海外協力隊に応募した理由の巻
①途上国に住んでみたかった
②自分の将来に不安を感じた
私が協力隊になろうと決めた理由は大きくこの2つである。
①途上国に住んでみたかった
海外旅行を何度かする中で、この国の人達ともっとコミュニケーションができたら楽しいだろうな、どんな感性や考えを持っているのだろう。
同じ言語を話して、文化を理解できたら世界がもっと広がるなと思った。
もう一つは、途上国に住むことで、身も心も鍛えたいと思った。
わたしは大勢の中で発言することが苦手だし、知らない土地で生活するのは相当の精神が必要だろうと思っていた。
一種の修行のような体験をして、どこの地でもやっていける自信をつけたかった。
どれも好奇心一杯という性格がこの気持ちにさせた。
②自分の将来に不安を感じた。
社会人経験のある人なら分かる人がいるかもしれないが、毎日毎年の決まった仕事、決まった生活に飽きてしまったのかもしれない。
このままこの仕事をずっとおばさんになって続ける意味はどこにあるのか。
仕事は好きでも嫌いでもなかった。
正確に言うと、好きなこと、嫌いなことの割合が同じくらいだった。
やりがいもあるし、楽しいと思うこともたくさんある。
けれど何かがずっと引っかかっていた。
そう、自分に正直になってないと。
世の中にはたくさんの魅力的な仕事があって、一からでも創っている人がいる。
一つの仕事に縛られる必要はないし、決まったキャリアアップがあるわけでもない。
自分勝手かもしれないが、自分のしたいことをやった方が人生はうんと楽しいと思う。
誰かが「恐いのは、失敗ではなく後悔だ。」というのはその通りだ。
ただ、私は現職参加制度と言って、仕事を休職させていただいている身なので、現場に戻ってからまた考えたい。
私が協力隊に応募した理由は、大まかにこの二つ。
結果、応募して良かったと思える。
応募していなかったらできなかった現地語の勉強、現地での異文化、いろいろな国の人との交流、日本を客観的に見ること、キリがないくらいある。
次は、これをステップにどう活かすか、私の今の課題。